エコ・ソーシャルビジネス

2006年04月20日

 

松下電工、光触媒でホルムアルデヒドなどを分解する天井材を販売

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  化学物質 

 

松下電工は2005年12月1日、室内光に反応する光触媒機能でホルムアルデヒドや臭い、汚れを吸収・分解する内装建材としては業界初の「調湿彫り天 室内光反応タイプ」の販売を開始した。

これは、03年2月より発売中の室内の湿度を調整する天井材に、可視光(室内光)反応型の光触媒機能を加えたもの。紫外線が届きにくい室内でも、天井材の表面に塗布された光触媒が室内の光に反応して、ホルムアルデヒドをCO2と水に分解できる。光の乏しい夜間は、基材内部の化学吸収剤がホルムアルデヒドを捕まえる。

同商品のホルムアルデヒド吸着・分解能力からの理論値によると、約半日でホルムアルデヒドを0.08ppmから0.02-0.04ppm(換気回数0.5回/時間)と半減する結果になる。

また、基材の吸音板に調湿機能をもたせ、天井や室内の結露などを低減できるほか、防火性、吸音性、断熱性の機能も備えた天井材となっている。





登録日時: 2006/04/20 11:01:15 AM

英語記事はこちら


 


 

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