エコ・ソーシャルビジネス

2006年03月11日

 

繊維で蓄熱保温や熱エネルギー変換 ウォームビズ向け開発活発化

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

繊維メーカーが、「ウォームビズ」対応素材としての高繊維開発を活発化させている。帝人は蓄熱保温素材を開発し販売を開始。三菱レイヨンは2006年秋冬向けに太陽光を熱エネルギーに変換する繊維を開発し、販売を開始した。

帝人の「サーモコンポ®」は、ポリエステル生地にナノ微粒子を塗布し太陽光の赤外線を吸収・蓄熱できる蓄熱保温素材。冬の曇天時でも衣服の肌側の温度を2-4℃近く高められ、撥水や制電等の複合機能化も可能なため、ウォームビズに対応した生地として、脚光を浴びている。

三菱レイヨンのアクリル総合繊維「コアブリッド・サーモキャッチ®」は芯鞘紡糸技術により開発された白色系発熱保温・導電ファイバー。太陽光や白熱灯などの光エネルギーを素早く熱に変換し、衣服内温度を上昇できる発熱保温機能と帯電防止機能を兼ね備えている。



http://www.mrc.co.jp/press/p05/051018.html


登録日時: 2006/03/11 10:35:36 AM

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