エコ・ソーシャルビジネス

2006年02月15日

 

主要構造材に国産檜 『涼温房』の家を発売 住友林業

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  生態系・生物多様性 

 

住友林業は2005年10月21日、"木を極め、暮らしを極める"をコンセプトとした商品「MyForest(マイフォレスト)」を発売した。サステナブルな社会の実現のために、環境負荷を最小限に抑える住宅が求められているが、「居住環境の健康・快適性」「周辺環境との親和性」「地球環境の保全」の3つの要素に基づいた新商品を開発したもの。

サステナブルな循環型社会の構築に貢献するために、木材資源のさらなる有効活用を進め、柱や土台などの主要構造材を国産檜に統一した。また、『涼温房』という考え方を家づくりに採用し、日本の伝統、先人の暮らしの知恵を活かした家づくり、冷暖房設備に頼りきらない住まい方を提案。「次世代省エネルギー基準」に基づく最新の技術を活かしつつ、遮光・遮熱、蓄熱、通風などに設計上の工夫をすることで、四季の移り変わりを感じられる日本古来の伝統的な住まいを実現した。

壁材には自然素材にこだわった塗壁を厳選。原料に砂、砕石、貝殻、雲母、火山灰(シラス)等を使用し、調湿性、断熱性に優れ、ホルムアルデヒドなどの有害な揮発性有機化合物を吸着・固定化する機能を有している。外装にも国産杉を採用し、木の持つ豊かな表情を建物外観に演出している。





登録日時: 2006/02/15 12:42:22 PM

英語記事はこちら

English  

 


 

このページの先頭へ