エネルギー・地球温暖化

2006年01月15日

 

室蘭市と須崎市 再生可能エネルギー高度導入モデル地域に認定

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  地方自治体  政府 

 

経済産業省と環境省は、2005年8月25日、北海道室蘭市と高知県須崎市が作成した「再生可能エネルギー高度導入CO2削減モデル地域計画」を認定したと発表した。

両省が再生可能エネルギーを集中的に導入するモデル地域づくりを推進するため、地方公共団体が作成する同地域計画を認定基準に照らして認定し、その計画に位置づけられる民間事業者の事業に対して、両省が連携して施設整備費等を支援するもの。両市とも2005年度から事業の開始を計画している。

室蘭市の計画は、室蘭港に隣接し公共施設のある入江地区に、地域の風況を生かせる風力発電を中心に、太陽光発電もあわせて導入し、その電力を地区内に供給するもの。風力発電規模は4MW(2MWx2)。太陽光発電規模は50kW。事業によるCO2削減量は年間約3140トンで、削減率は約28%となる。

須崎市の計画は、太陽光発電施設を市内各所に、バイオマス発電施設を住友大阪セメント(株)内に設置し、その電力を市内の公共施設等に供給するもの。太陽光発電規模は1000kW。バイオマス発電は火力発電施設で間伐材等のチップを混焼するもので、規模は6万1000kW。CO2削減量は年間約2840トンで、削減率は約16.7%となる。



http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6300




登録日時: 2006/01/15 03:58:00 PM

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