エコ・ソーシャルビジネス

2005年11月16日

 

佐川急便、ゴミを出さない宅配サービスを開発

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(非製造業) 

 

佐川急便は2005年11月1日、家庭などがパソコンを修理に出す際に、ゴミを出さず再利用が可能なオリジナル梱包資材を用いて集荷・配達を行なう、パソコン宅配サービス「佐川パソコン便」を開始した。

同梱包資材を用いることで、パソコンメーカーとユーザーの間に発生するわずらわしい梱包作業が軽減され、パソコン返送後に不要となる梱包材の処分問題も解決できる。また同資材は、耐用期間終了後には粉砕し、建築資材等へリサイクルできる。Reduce(リデュース:ごみを減らす)・Reuse(リユース:くり返し使う)・Recycle(リサイクル:再度資源として利用する)の3Rを推進することができる。

ダンボール資材を利用した従来の配送システムでは、輸送時のパソコンへの衝撃が懸念されたが、このオリジナル梱包資材には、クッション性の高い空気緩衝材を使用。大きさは6種類をとりそろえており、ノートパソコンからデスクトップ型まで対応できる。同社は今後、国内のパソコンメーカー各社にサービス導入を働きかけていく予定。





登録日時: 2005/11/16 01:57:59 PM

英語記事はこちら


 


 

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