2005年06月23日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 政府
環境省は、2005年3月31日、国などの機関によるグリーン購入について、環境物品等(環境負荷低減に資する物品・サービス)の調達実績と環境負荷低減効果を発表した。
2003年度の調達実績は、前年度に引き続き、大半の品目で95%以上の極めて高い水準を維持しており、これに伴う二酸化炭素(CO2)排出削減効果は、4万5000トンに及ぶと試算されている。これは、家庭からのCO2排出量の約2万2000人分に当たる。
また、市場における環境物品のシェアは全体的に拡大傾向にあり、特にシャープペンシルが2000年度15.7%から2003年度37.4%に増加するなど、文具類においてグリーン購入の効果が顕著に現れているという。
今後更に地方公共団体が、率先してグリーン購入を推進することにより、市場形成に大きく貢献していくことが期待される。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5849
登録日時: 2005/06/23 03:05:25 PM
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