エネルギー・地球温暖化

2005年05月31日

 

高崎市総合卸売市場に100KWの太陽光発電施設

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体  政府 

 

群馬県高崎市は、2005年1月12日、同市が出資している高崎市総合卸売市場に定格出力100KWという、卸売市場施設としては全国最大規模の太陽光発電施設を本年4月末をめどに設置すると発表した。

日照時間の長い高崎地域で、周囲に高層建築物がなく広大な面積を有する青果保冷棟屋根を利用しようというもの。560枚(約800m2)の太陽電池モジュールにより、年間9万6000KWH(現行契約電力の11.5%)の発電量を見込んでおり、これにより年間19トンの二酸化炭素を削減できる。

本発電事業は、独立行政法人・新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)が実施している太陽光発電フィールドテスト事業の2004年度事業のひとつとして、施設の設置費約5400万円を同市場とNEDOが半分ずつ負担する。同市場では10-12年で投資回収が可能と試算している。




登録日時: 2005/05/31 02:30:49 PM

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