2005年05月02日
Keywords: 政策・制度 地方自治体 生態系・生物多様性 食糧
2005年2月、北海道は遺伝子組み換え作物の栽培等に関する条例案を提案した。遺伝子組み換え作物の花粉の飛散による一般作物との交雑などを防止することを目的としている。
遺伝子組み換え作物の栽培を行おうとする場合、一般生産者は周囲の作物との交雑・混入を防止することが確実に行われていると認められる場合のみ許可がおりる。試験研究機関は、事前に届出をする必要がある。その試験計画内容について食の安全・安心委員会で検討を行い、必要に応じて栽培変更などの指示・命令を出すことができる。
この条例案は昨年秋、消費者や生産者など幅広い道民の意見を聴きながらとりまとめたもので、2006年1月の導入を目指す。北海道では、道産食品に対する消費者の安全・安心・信頼を確保し、北海道ブランドの一層の向上を図っている。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/shokuan/conf-shokujourei.htm
登録日時: 2005/05/02 12:43:41 PM
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