エコ・ソーシャルビジネス

2004年12月26日

 

爽やかな竹のスーツで、夏を快適に

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(非製造業)  生態系・生物多様性 

 

青山商事は、東レが開発した竹を原料とした「バンブー繊維」使用の植物再生繊維複合素材「(そうたけ)」を、メンズスーツで初めて商品化し、「洋服の青山」約300店舗で2004年4月3日から発売を開始した。「風通るスーツ」のブランド名の夏用の清涼スーツ。

「爽竹」は、「バンブー繊維」を20%以上含んだ、ポリエステルもしくはアクリルなど合成繊維との複合織編物で、高度に加工したもの。竹の持つ高い吸放湿機能や抗菌防臭機能があり、さらにマイナスイオンが発生することを確認。また接触冷感特性や高い熱伝導性のため、綿以上の爽やかな感触があり、快適な肌触りが得られるという。

2-3年のサイクルで成長を繰り返す竹は、伐採しても自然環境のバランスにほとんど影響が無く、計画的な育林をすれば枯渇しない天然エコ素材と考えられる。同社では、自然環境保護への関心が高まるなか、消費者が潜在的に有している地球環境保護に取り組みたいというニーズに応えたいとしている。






登録日時: 2004/12/26 06:37:19 PM

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