2004年07月15日
Keywords: お金の流れ 再生可能エネルギー 地方自治体 政府 政策・制度
日本有数の豪雪地帯、また有数の米どころで知られる秋田県の南部に位置する人口4万人弱の田園都市、横手市が新エネルギー事業に取り組むことを決め、市の04年度予算案にバイオマス活用産業戦略調査事業費(600万円)を盛り込んだ。
横手盆地にある横手市は、米作を中心にりんご、アスパラガスなどの農産業を主要産業とする。冬の豪雪対策が難題で、市は雪を冷熱エネルギーとして利用することにも積極的に取り組んでいる。
同市では、自ら策定した「横手市産業戦略ビジョン」を国のバイオマスニッポン総合戦略と連携させ、プロジェクトチームをつくり、2003年11月から地域の特性をいかした新エネルギー事業の可能性を検討。地域に豊富な、稲わら、もみ殻、木くず、畜産し尿などの有機性資源を利用したバイオマス活用事業の展開を図ることになり、プロジェクトチームは2004年10月をめどに具体的検討に入っている。
http://www.yokoteshi.com/yokote/index.html
登録日時: 2004/07/15 06:56:13 AM
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