エコ・ソーシャルビジネス

2003年07月11日

 

三菱重工、 世界最小の家庭用燃料電池を開発

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  再生可能エネルギー 

 

三菱重工業は、世界最小の家庭用固体高分子形燃料電池(PEFC)を開発したと発表した。本体容積は180リットル。高さ1m、幅60cm、奥行き30cmと、マンションのベランダなどにも簡単に置くことができる。また、本体の発熱ロスを抑え、総合熱効率87%という高効率化にめどをつけた。

一般家庭での電力消費パターンは、深夜が200W程度、昼も300-500Wの時間帯があるので、1kWの燃料電池の導入に際して、日々起動・停止ができ、家庭での電力消費に応じて出力を下げた運転が効率よくできる本機は、大きな光熱費メリットを生み出せる。

今回のコンパクト燃料電池は、都市ガスとLPGを燃料としているが、灯油、ナフサ、メタノール、ジメチルエーテルなど、他燃料への対応する技術を有しているのも特徴。今年末からガス会社、燃料会社にサンプル出荷する計画。



http://www.mhi.co.jp/news/sec1/030602.html


家庭用燃料電池、実用化へ (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/216-j


登録日時: 2003/07/11 02:19:15 PM

英語記事はこちら


 


 

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