政策・制度・技術

2002年10月16日

 

日本、POPs条約に加入

Keywords:  政策・制度  化学物質  政府 

 

8月30日、「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」(POPs条約)の加入について閣議決定され、同日付けで加入書が国際連合事務総長に寄託された。

本条約は、環境中での残留性が高い12種類のPOPs(Persistent Organic Pollutants:残留性有機汚染物質)による地球環境汚染の防止のため、製造・使用の禁止又は制限、非意図的生成物質の排出削減、ストックパイル・廃棄物の適正管理及び処理、これらの対策に関する国内実施計画の策定などを定めたもの。

条約の発効には50ヶ国の締結が必要(8月6日現在で16ヶ国が締結)であるため、発効日は未定。

POPs条約の国内対応として、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化学物質審査規制法)施行令の改正によるトキサフェン、マイレックスの第1種特定化学物質の指定等が8月30日に閣議決定された。






登録日時: 2002/10/16 03:16:37 AM

英語記事はこちら


 


 

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