クレジットカードを使って復興・防災を応援

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公益社団法人助けあいジャパンは2014年３月11日、KCカード株式会社と提携し、社会貢献型の「助けあいジャパン ソーシャル・クレジットカード」の発行を開始した。

買い物や公共料金の支払いにこのカードを使うと、利用金額の0.1％が「助けあい復興防災基金」に寄付され、東北の復興支援事業や防災活動に活用される。同基金はカードからの寄付に加え、一般の個人・企業・団体からも寄付を募り、復興・防災活動に役立つ情報発信や中間支援などの事業に対する助成を行う。詳しい助成内容は2014年６月以降に発表される予定。

大震災の発生から３年が経過し、全国的に人々の関心が薄れてきたと言われるなか、日常的な買い物などを通して復興を支えられる仕組みとして期待できる。

助けあいジャパンは震災直後から、内閣広報室と連携して復興支援・防災情報の発信を続ける一方、現在は福島、岩手、宮城および東京を拠点に、復興ボランティアツアーの推進、支援団体同士の意見交換会の開催など、官民協働による事業を推進している。

小島和子