2012年11月07日
京都市は2012年7月12日、京都の未来へ向けて、市民の一般的な意見や課題を抽出するための「京都・未来まちづくりミーティング」を行うことを発表した。
住民基本台帳から無作為で選出した15歳以上の市民7000名へ招待状を送付し、希望者は、8月中に3回行われる会議のうちいずれか1回に参加できる。無作為で選出した市民へ会議の招待状を送る手法は京都市で初めての試みで、従来の公募とは異なった参加者を集めることがねらい。会議は公開され傍聴席も設けられる。
同会議は、2008年から取組んでいる市民の意見をまちづくりや市政に生かす仕組み作りの一環として実施。出された意見や課題は「未来まちづくり100人委員会」が引き継ぎ、取りまとめた意見を京都市のホームページなどで公表、課題解決へ向けた実践を行って行く予定。
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