政策・制度・技術

2008年02月03日

 

横浜市、環境ポイントの社会実験開始

Keywords:  政策・制度  地方自治体 

 

横浜市は、マイカー利用から鉄道利用への転換等、市民の方の環境行動を促進して地球温暖化対策を進めるため、東急電鉄と協働で、9月下旬から12月下旬まで、環境ポイントの社会実験を行った。自治体がこのような仕組みを鉄道事業者と協働して整備するのは、全国初。

既に多くの市民が保有する「交通ICカード」(PASMO, Suica)を活用する仕組み。電車での来街・買い物、市指定の環境学習会等への参加、区民まつりへのマイ箸持参などをした市民は、駅や商業施設等に設置されているタッチパネルなどにカードをタッチすることにより、「横浜環境ポイント」が貯まる仕組み。貯まったポイントは、ポイント数に応じて市営地下鉄の乗車券との交換、博物館・動物園への無料入園、植樹への積立等ができる。

身近にある既存のカードを活用するため、申込みの手間が不要で、多くの市民が参加できる。今回の社会実験の結果を踏まえ、将来の仕組みを検討する予定。



登録日時: 2008/02/03 04:41:25 PM

英語記事はこちら


 


 

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