2004年08月19日
Keywords: 政策・制度 交通・モビリティ 企業(製造業) 企業(非製造業) 地球温暖化 政府
国土交通省は2004年6月7日、企業の環境改善に向けたロジスティクスに関する取り組み状況をまとめ、同省のホームページ上で公表すると発表した。これによって、各企業の環境経営の推進、特に環境にやさしいグリーン物流の普及拡大を図りたい考え。
同省は、ここ数年でモーダルシフト、低公害車の導入、輸送の共同化など物流面での取り組みを環境報告書に掲載したり、その効果としてCO2削減量などを算出したりする企業が増えたのに着目し、そのような情報をデータベース化し、一般公開することとした。
「環境ロジスティクス・データベース」では、各企業の環境報告書のロジスティクスに関する部分を抜粋して並べるほか、ISO14001や「グリーン経営」認証などの取得状況、同省の環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験補助制度の認定状況、環境経営に関する受賞状況など、物流面での環境経営推進状況が把握できる客観的な参考情報も掲載。さらには、掲載企業による取り組み状況の紹介も入れる。
データベースは小売、製造、運輸など22社の情報で立ち上げたが、今後は掲載する企業を増やしていく方針で、企業からの情報提供も募っている。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/01/010607_2_.html
登録日時: 2004/08/19 11:03:24 AM
英語記事はこちら