2004年04月08日
2003年6月22日夏至に開かれたイベント「100万人のキャンドルナイト」を半年後の冬至にも開こうと呼びかけ、それに併せてこの日一日断食をして、電気の節約と食料のありがたさを同時に体験しようという呼びかけがあった。函館の市民団体「南北海道自然エネルギープロジェクト」が提唱した。
2003年12月22日冬至、夜8時から10時までの2時間消灯し、さらに午前0時から24時までの24時間、水だけを飲んで過ごす断食をおこなう。浮いた食費を同事務局へ送り、小型市民風車を建てる。目標としている風力発電機は63万円。600人が一日の食費、平均1000円を送ることで可能となる。
今回の呼びかけに20名ほどが参加表明した。集まった節約金はプールされ、今後は2004年2月9日から毎月9日に「ラマダン断食9」と題して、さらに実施していく予定。
「少ない」「暗い」「遅い」という「引き算」が、自然エネルギーを生み出す「足し算」となり、「多い」「明るい」「早い」を掲げて「足し算」と評価する私たちの社会を変える試みだと、呼びかけ人で代表のピーター・ハウレット氏は話している。
http://www.sloth.gr.jp/library/others/020222peter.html
登録日時: 2004/04/08 04:21:38 PM
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