2014年05月17日
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矢野経済研究所が2014年2月14日に発表した日本国内の植物工場市場に関する調査結果によると、植物の生育コントロールが可能で、計画生産を行うことができる植物工場で生産販売された作物の市場規模は拡がりつつあり、将来的には一層の拡大基調が予測されることがわかった。
植物工場には、大別して完全人工光型と太陽光利用型(太陽光・人工光併用型を含む)がある。完全人工光型の市場規模は、2013年は33億9600万円の見込み、2025年には443億3800万円まで拡大すると予測する。
併用型及び太陽光利用型の2013年の市場規模は、199億1900万円を見込み、2025年には1056億9000万円の拡大基調を予測している。国の推進政策を背景に民間企業からの積極的な参入が見込まれ、今後は再生可能エネルギー等を活用した更なる省エネ・創エネ技術の開発が期待される。