2012年06月18日
Keywords: 食糧 企業(製造業) 生態系・生物多様性
東洋グリーンファームは2012年1月31日、直営圃場で栽培する大麦若葉が国際的な適正農業規範「GLOBALG.A.P.Version4.0」の認証を取得したことを発表した。なお、大麦若葉での「GLOBALG.A.P.Version4.0」認証取得は、日本国内初となる。
「GLOBALG.A.P.」は、農産物の生産段階での安全性や環境管理に関する国際規範。欧州の小売業団体であるEUREP(Euro-Retailer Produce Working Group)によって1997年に開発されたEUREPGAPが基礎となっており、「食の安全」「環境保全」「作業者の健康、安全、福祉」「野生動物や家畜への配慮」を基本理念としている。
欧州地域へ農産物を輸出する際には、「GLOBALG.A.P.」認証が求められるなど、最近では、中国、東南アジアでも「GLOBALG.A.P.」を取得する動きが活発になっている。
同社は、熊本県阿蘇地方を中心とし、青汁の原料である大麦若葉、すいおう(甘藷若葉)、ケールなどを有機JAS認証制度に基づいた有機農法により栽培しており、2006年7月に有機JAS農産物認定を取得している。
登録日時:2012/06/18 06:00:15 AM