教育

2018年04月30日

 

武蔵野大学、学生主体の環境イベント「じゅんぐり祭」

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武蔵野大学で2017年12月9日、工学部環境システム学科の学生主体のイベント「じゅんぐり祭」が開催されました。学科の授業である「環境プロジェクト」の一環として行われており、3回目の開催となった今回のテーマは「自然にあそぶ、自然にあじわう」です。環境システム学科3年生の安西優花さんが、自らの経験を基に環境プロジェクトの活動とじゅんぐり祭について伝える記事を寄稿してくださったので、ご紹介します。

じゅんぐり祭の母体である環境プロジェクトは、学生が自ら見つけた課題に対して、社会全体を持続可能性のためのリビング・ラボ(Living Laboratory)と見立て、計画、行動し、実現する、環境システム学科の問題解決型授業です。コミュニティ、行政、企業、NPO等を巻き込み、協働して、それを評価し、また新たな課題に挑戦していきます。具体的には、企業のCSR報告書を学生が読み解き評価・分析するプロジェクトや、古民家再生プロジェクト、環境教育プロジェクトなど多岐にわたります。

じゅんぐり祭は以下の4つの循環をじゅんぐりに回すことを目的としています。
「巡る」...時を巡る。全国各地を巡るような気分を味わえる。
「つなぐ」...人と人をつなぐ。次の代につなぐ。
「まわす」...資源を循環させ、社会をまわす。地域通貨を使って経済をまわす。
「還す」...現在のいきすぎた大量消費・廃棄社会を見つめなおし、必要十分な社会に還す。
イベントを楽しむ中で、気付いたら環境に優しい活動に参加し、環境への知識が深まっていきます。

今年の来場者は約500人で、地元の親子連れや高校生など、様々な世代の方にイベントを楽しんでもらえました。出展は各プロジェクトで行っており、SNSで話題の「ウニランプ」や「蜜蝋シートでろうそく作り」を親子で楽しめる体験ブース、自然の素材を活かした「自家製ジャガイモのポタージュ」や「東京湾のイワシで作ったつみれ汁」が食べられる飲食ブース、鹿児島・長野の特産品を販売するマルシェや、ゲストを招いての環境トークショーといった環境について学べるステージイベントなど、学生による楽しい企画が満載。更に、じゅんぐり祭内で使える地域通貨を用いて経済をまわし、イベントの活性化も行いました。

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私は空間づくりのプロジェクトに所属しており、環境問題を背景にもつものを空間づくりの材料に使用することで、地球が抱える問題を伝えていく活動をしています。じゅんぐり祭では、松ぼっくりのクリスマスオーナメント作りのワークショップを行いました。装飾にシーグラス(海に捨てられたビンやガラスが波に揉まれ、削られて浜辺に打ち上げられたもの)を用いることで、不法投棄などのゴミ問題と絡めて理解してもらうことを目的としています。

子どもだけでなく大人もシーグラスの存在や成り立ちを知らないなど、新しい発見をしてもらうことができて、達成感がありました。また、装飾に使用していた白化したサンゴに興味を示す子どももいて、様々な視点から環境問題について考えてもらうことができました。

じゅんぐり祭はこれからも続いていくので、今後更に多くの人に、楽しみながら環境問題に対して興味を持ってもらえるような、きっかけになると嬉しいです。

武蔵野大学環境システム学科
安西優花

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