エネルギー・地球温暖化

2016年04月17日

 

LIXIL、富士ゼロックス 省エネ大賞を受賞

Keywords:  省エネ  環境技術 

 

省エネ性マーク
省エネ性マーク

省エネルギーセンターは2016年1月19日、2015年度省エネ大賞の受賞者が決定したことを発表した。JFS法人会員からは、総合住生活の大手企業LIXIL、オフィス機器・サービス大手の富士ゼロックスが、製品・ビジネスモデル部門で省エネルギーセンター会長賞を受賞。「省エネ大賞」は、省エネルギー製品の開発と普及促進を図ることを目的とし、優れた省エネルギー、省資源性等を有した民生用機器・システムを広く公募、発掘し、表彰するもの。

LIXILの「エアマイスター」は、省エネ性能の高い熱交換換気システムに空気清浄機能を搭載したハイブリッド換気システム。熱回収率は87%で、外気による室温変化を最小限に抑え、冷暖房の効率を高める。室内外の温度差が少ない季節や時間帯に自動で非熱交換運転に切り替わる「自動省エネ運転機能」の搭載により、冷暖房と換気の運転費用は年間で約48%削減し、電力節約に貢献する。

富士ゼロックスは、フルカラーデジタル複合機で受賞。きめ細かくLEDの点灯を制御する高解像度LEDプリントヘッド技術を導入することで、省エネ性と無騒音化を実現したことが評価された。印刷速度70枚/分の機種で、「国際エネルギースタープログラム」の基準達成率は341%。

「国際エネルギースタープログラム」は、世界9カ国・地域で実施されているオフィス機器の国際的省エネルギー制度で、省エネ性能の優れた上位25%の製品が適合となるように基準が設定されている。

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