震災からの復興

2014年08月20日

 

宮城県雄勝 「サステナブルに生きる力を育む学校」に廃校を再生

Keywords:  震災復興  NGO・市民  教育 

 

写真:雄勝学校再生プロジェクト
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宮城県石巻市雄勝町の「ぬくもり実行委員会」は、2013年4月より「雄勝学校再生プロジェクト」を進めている。2011年3月11日の東日本大震災により壊滅的な被害を受けた雄勝町に奇跡的に残った旧・雄勝町立桑浜小学校(築91年、2002年閉校)を修復・改修し、複合施設として2014年中の開設を目指す。

本プロジェクトには、全国および世界から、のべ2,300人以上のボランティアが参加している。少子高齢過疎化の象徴である廃校を再生することで、学びを通じて世界が注目し、宿泊や飲食、コミュニティースペースの施設もあわせもつ施設とすることにより、そこを訪れたくなる「まち」をつくる。

東日本大震災における地震と津波の経験。豊かな森と海に恵まれた自然。森と海の近さ。それを結びつける水。自然と直結する生活の営みと伝統文化。未来へ向かう人間の、たくましさ。それらを持つ雄勝の町に生まれる学校と施設は、さまざまな分野の第一線で活躍する世界のプロフェッショナルたちと一緒に、人と自然、世界を学ぶ場として、これからの未来を生きぬく人間を育てる。

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