生物多様性・食糧・水

2013年12月12日

 

水産庁、東日本大震災の漁場施設への影響を調査

Keywords:  生態系・生物多様性  政府  震災復興 

 

Wreckイメージ画像: Photo by TANAKA Juuyoh. Some Rights Reserved.

水産庁は2012年7月27日、東日本大震災で津波による被害を受けた海域における漁場施設の状況について調査した結果、概ね漁場施設の機能が維持されており、漁業活動を行うことが可能な状況であることが確認されたと発表した。

同調査は2011年11月から2012年3月までの期間、青森県から岩手県、宮城県、福島県、茨城県を経て千葉県に至る海域において3,733.5平方キロメートルの範囲で実施した。確認した漁礁は5,542箇所で、約35%の漁礁が漂砂あるいは潜掘等の要因によりやや埋塞していることが確認されたほか、調査範囲全体で6個の大型がれきや49隻の沈船と推定される物体を確認した。

同庁は今後、漁場の生産力回復のための整備を支援し、漁業の復興につなげるとしている。

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