生物多様性・食糧・水

2013年10月26日

 

余分なカロリーの消費で途上国へ給食支援 メタボランティア活動

Keywords:  食糧  NGO・市民  市民社会・地域 

 

Metavolunteer.jpg
Copyright 特定非営利活動法人メタボランティア All Rights Reserved.


2009年5月25日に設立されたNPOのメタボランティアは、「あなたの脂肪が地球を救う」をコンセプトに、世界の健康人口増加を目指した活動を行っている。既存のスポーツイベントや食料品に、カロリーを消費して健康になった分のカロリー量を1kcalあたり1円換算して、飢餓で困っている人に食糧をプレゼントする仕組みを導入。寄付金の原資はイベント参加費や企業からの協賛費を利用する。

実績の一部として、毎月定期的に行われているメタボウリングと称するボーリング大会では1ゲームあたり約50kcalの消費となり、これまでに3,414食分、また40%カロリー低減を実現したこんにゃくおむすびの販売では、1個購入するとパン1個が寄付できる仕組みで、3,019食分がそれぞれバングラディッシュに寄付された。

現在、世界では、肥満で困っている人が10億人、飢餓で困っている人が10億人いると言われる中で、「自分のためだけでなく、健康になることで誰かを助けられる」をモチベーションにすることで、継続的な健康維持に努めてほしいとしている。

English  

 

 

このページの先頭へ