震災からの復興

2012年07月10日

 

津波到達点に桜を植えて後世に伝える「桜ライン311」

Keywords:  震災復興  NGO・市民  生態系・生物多様性 

 

JFS/Cherry Tree Planting 'Sakura Line 311' to Mark Tsunami for Future Generations
(C)Natsuki Yasuda / studio AFTERMODE


岩手県陸前高田市の青年を中心とした特定非営利活動法人「桜ライン311」は2012年3月17日、春の植樹を終了した。東日本大震災による津波の到達点を桜でつなぎ、後世に伝えたいと同市内約170kmに桜を植樹しており、2011年秋に続き2回目となる今回の植樹には、5回にわたりのべ約400人のボランティアが参加、58箇所に225本を植えた。

同実行委員会では、津波の 到達点を示す植樹場所を紹介してもらい、植樹ボランティア・桜の苗木の提供などを募って植樹を行っている。今後も植え付け希望があれば順次植樹を続ける。瓦礫撤去が進み、津波の到達点があいまいになり始めている中、できるだけ早く桜ラインをつなぎたいとしている。

登録日時:2012/07/10 06:00:15 AM

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