エネルギー・地球温暖化

2011年06月18日

 

シャープ 電気自動車の駆動用バッテリーを住宅用蓄電池として利用

Keywords:  省エネ  企業(製造業)  環境技術 

 

シャープは2011年2月22日、電気自動車に搭載されている駆動用バッテリーを、住宅用の蓄電池として利用できる「インテリジェントパワーコンディショナ」を開発したことを発表した。

太陽光発電システム用パワーコンディショナの開発で培った電力制御技術を活用し、「太陽電池」「蓄電池」が系統電力と連携して、安定した電力を供給する「インテリジェントパワーコンディショナ」を開発。将来の「直流家電」の普及を見込み、直流電力の供給も可能。さらに、この技術を応用することで、今後、普及が見込まれる電気自動車の駆動用バッテリーを住宅用蓄電池として活用できる。

実証実験では、市販の電気自動車をベースに、電気自動車の駆動用バッテリーから8キロワットの電力供給に成功。一般的な家庭で消費する電力がまかなえる。「インテリジェントパワーコンディショナ」から電気自動車の駆動用バッテリーに対し、4キロワット時のエネルギーを約30分で充電可能。

同社では、家庭内で使用する電力の省エネ化を図るため、「太陽電池」「蓄電池」「直流家電(DC家電)」の3つのテーマに着目し、CO2排出量の削減に貢献する「エコハウス」の実現を目指していく。

住友林業 「日産リーフ」用蓄電池でCO2マイナス住宅の開発めざす(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030504.html

登録日時:2011/06/18 06:00:15 AM

English  

 

参照元

電気自動車の駆動用バッテリーを住宅用蓄電池として利用できる
「インテリジェントパワーコンディショナ」を開発
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110222-a.html


 

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