エネルギー・地球温暖化

2011年01月12日

 

住友林業 「日産リーフ」用蓄電池でCO2マイナス住宅の開発めざす

Keywords:  省エネ  企業(製造業)  地球温暖化 

 

住友林業は2010年9月15日、日産自動車が発売を予定する電気自動車「日産リーフ」に搭載されるリチウムイオンバッテリーを住宅用蓄電池として活用し、「ライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅」の構築を目指すことを発表した。

同社はこれまで、ライフサイクルトータルのCO2収支がマイナスとなる「LCCM住宅」の研究開発を進めてきたが、これは各ステージで排出されるCO2を徹底的に減少させるさまざまな技術導入と、それらを使いこなす省エネ型生活行動を前提とし、太陽光発電などの再生可能エネルギーの利用によって実現される。

その際の住宅内の電気を蓄電する技術として、NEC他とリチウムイオンバッテリーを用いた住宅用蓄電池の共同実証実験を行ってきたが、今回将来の事業化に向けて、「日産リーフ」用のリチウムイオンバッテリーを使用した実証実験を行うこととなった。住宅用蓄電池の活用は、エネルギーの自給自足に欠かせない技術として、また電気自動車のバッテリーの将来的な二次利用を視野に入れて検討が進められるものだが、これにより、資源の有効活用による低炭素社会への貢献と導入コストの大幅な削減が見込まれている。

パナホーム CO2排出量が収支上ゼロとなる住まいの実証実験へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030050.html


登録日時:2011/01/12 06:00:15 AM

English  

 

参照元

「日産リーフ」に搭載されるリチウムイオンバッテリーを活用した共同実証実験を実施
電気自動車用蓄電池を活用し、CO2マイナス住宅の開発へ
http://sfc.jp/information/news/2010/2010-09-15-2.html


 

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