エネルギー・地球温暖化

2010年04月13日

 

経産省、「スマートグリッドに関する国際標準化ロードマップ」を発表

Keywords:  省エネ  政府  環境技術 

 

経済産業省は2010年1月28日、2009年8月に発足した「次世代エネルギーシステムに係る国際標準化に関する研究会」での検討の成果を、「スマートグリッドに関する国際標準化ロードマップ」として発表した。

スマートグリッドは、IT技術を活用して電力の流れを制御する次世代の送電網。広範な技術・事業を包含するシステムであるため、それらが相互に「つながる」ための標準化を進めることが重要となる。

同研究会では、特定した7つの事業分野「送電系統広域監視制御システム」「系統用蓄電池」「配電網の管理」「デマンドレスポンス」「需要側蓄電池」「電気自動車」「AMIシステム」を実現するため、26の重要アイテムの抽出を行い、アイテムごとに関係する標準化テーマをまとめた。今後3年以内に26の国際標準化テーマに対応していく。

同省では、スマートグリッドの国際標準化を戦略的に推進するため、推進体制の強化、技術開発支援、海外展開における官民からなるフォーラム(スマートグリッド推進協議会(仮称))の立ち上げ、および米国、欧州、中国等諸外国との情報交換と連携、などを含む4つの施策を講じる考え。

スマートグリッドに関する国際標準化ロードマップについて
http://www.meti.go.jp/press/20100128003/
20100128003.html

登録日時:2010/04/13 06:00:15 AM

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