生物多様性・食糧・水

2009年01月20日

 

森の名人に学んだ若い世代から「共存の森」活動が始まる

Keywords:  生態系・生物多様性  NGO・市民 

 

JFS/Kyozonnomori
Copyright NPO法人共存の森ネットワーク


森の"聞き書き甲子園"で、森とともに生きるための知識や技術を森の名人から学んだ学生たちの呼びかけにより、「共存の森」という活動が始まっている。その活動を応援したいと考える市民の協力もあり、2007年5月に、人と森、地域をつなぐことを目指して、NPO法人共存の森ネットワークが設立された。

主な活動は関東、関西、東北、北陸の4地区の里山を拠点に行われている。地区ごとにテーマを掲げ、育林や炭焼き、山菜採りを体験したり、お年寄りに話を伺ったりと、学びながらの活動が展開されている。さらに、東京都が行っている、ごみの最終処分場として使われてきた土地での「海の森」づくりや、林業が盛んな岡山県真庭市でのバイオマスを活用した地域づくりにも協力している。

現在、その活動の輪は、"聞き書き甲子園"に参加した学生以外にも、森の名人・名手、地域に暮らす大人や子どもたちへと世代を超えた広がりを見せている。

共存の森ネットワーク
http://www.kyouzon.org/index.html
森の"聞き書き甲子園"、高校生の「森の名手・名人」の聞き書きを発表(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/024122.html

登録日時: 2009/01/20 06:00:15 AM

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