教育

2006年06月11日

 

森の“聞き書き甲子園”、高校生の「森の名手・名人」の聞き書きを発表

Keywords:  教育  NGO・市民  市民社会・地域  政府 

 

林野庁、文部科学省、(社)国土緑化推進機構、NPO法人樹木・環境ネットワーク協会の主催による、第4回森の“聞き書き甲子園”フォーラムが2006年3月26日に開催され、造林、伝統的焼畑農業、製炭、紙漉き、茅葺きの名手・名人たちと高校生たちが熱い交流のようすを再現した。

森の“聞き書き甲子園”とは、日本全国から選ばれた高校生100人が、森林に関わる様々な生業をもつ「森の名手・名人」をたずね、一対一の対話を通して、森の知恵や技術、名人の方の考え方や生き様を「聞き書き」する活動。本フォーラムはその成果を発表する場であり、「森の名手・名人」と高校生の代表が招かれる。

4回目を迎えた本フォーラムでは、“聞き書き甲子園”の元参加者であるOB・OGによる自発的活動の発表にも時間が割かれ、活動を行っている地域の人から話を聞き、それを参考にしながら、地域の森を守るために地道な活動を行っている「共存の森」ネットワークや、ビデオ撮影によって「森の名手・名人」の仕事ぶりを生き生きと伝える映像化プロジェクトの発表があった。

NPO法人樹木・環境ネットワーク協会の専務理事である渋澤寿一氏は、本フォーラムの締めくくりに際して、森の“聞き書き甲子園”「人が人をつなげていく作業です」と語り、今後の発展に期待を寄せた。



http://foxfire-japan.com/index.html


http://www.shu.or.jp/


登録日時: 2006/06/11 06:18:21 PM

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