教育

2008年10月08日

 

日本人の支援で、デリー近郊に「子ども村」建設始まる

Keywords:  教育  NGO・市民  食糧 

 

インドのデリー近郊ハリアナ州ジャジャール郡で、路上生活をする子どもたちが家族として生活できる場を作ろうと、日本人ボランティアによる「アーシャー子ども村」の建設活動が始まっている。

2006年に10.5エーカー(1万3千坪)の土地を購入。有機農業や養鶏なども計画されているが、ほぼ砂漠状態の荒地であるため、まず飲み水の確保と植林が必要と、2008年には日本のNGOである(社)「アジア協会アジア友の会」の協力で植林活動が始まった。

子ども村建設を構想し、実現に向けて奔走している牧野由紀子さんは、インドの大学で35年間農村婦人指導者の養成に尽くして引退した後、デリーにある路上生活の子どもたちの保護施設、ドンボスコー・アシャラヤムの活動にボランティアとして加わった。路上生活の子どもたちの実態を知るうち、子どもたちが心身ともに安らぎ、学び、職業訓練を受け、自立する力を身につける場所が必要であると強く感じ、建設に立ち上がったもの。

(社)「アジア協会アジア友の会」は、飲料水の欠乏が深刻なアジアに井戸を贈る運動として活動をスタートし、30年近くの歴史をもつ。これまでに、アジアの18カ国、46地域で、飲料水用の井戸、パイプライン建設、植林、農村開発、災害復興支援などの活動を行っている。



http://www2.ocn.ne.jp/~ashavill/


http://www.jafs.or.jp/


登録日時: 2008/10/08 11:14:20 AM

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