生物多様性・食糧・水

2002年08月22日

 

雨水の染み込む都道が初登場

Keywords:  生態系・生物多様性  地方自治体   

 

雨水を地中に染み込ませる新しい舗装が東京都に登場した。新しい「透水性舗装」がほどこされたのは、世田谷区の全長62メートル、コストは約650万円。

路面の表層に細かなすき間があり、1平方メートルあたり50リットルの水を通すことができるという。集中豪雨が下水道からあふれ、地下街などに流れ込む都市型水害の被害の緩和が期待され、水が蒸発するときの気化熱でヒートアイランド現象を抑える効果も。都はすでに歩道部分で採用しているが、車道では初の試み。

工事費が従来の1.7倍かかるなど建設コストが高くつくが、実用化が進んで工法が普及すればコストも軽減できる。






登録日時: 2002/08/22 07:19:31 AM

英語記事はこちら


 


 

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