2012年05月28日
川崎市は2012年1月23日、市内企業の優れた環境技術を活用し、地球全体での温室効果ガスの削減に貢献するため、「(仮称)川崎メカニズム」を2012年度に構築すると発表した。世界や国に先駆けたこの制度により、市内企業の環境技術を国内外にアピールし、国際貢献と産業振興を促進する考え。
川崎市は、市域における温室効果ガス排出量の削減に取り組むとともに、地球全体での温室効果ガス排出量の削減に貢献することで、2020年度までに1990年度における市域の温室効果ガス排出量の25%以上に相当する量の削減を目指している。
「(仮称)川崎メカニズム」は、市内企業の取組による市域外の温室効果ガスの削減貢献量を算定・評価、見える化し、認定された貢献量は当該企業の温室効果ガス排出量からオフセット(控除)できる制度。
今後、市内事業者に市域外貢献量の算定手法などの周知、市域外貢献の取組の浸透と意識の向上を図り、2013年度には同制度の運用を開始する予定。
登録日時:2012/05/28 06:00:15 AM