明治 森をつくるチョコレートの販売開始

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菓子・乳製品の大手である明治製菓株式会社（現：株式会社明治）は2011年３月８日、森林再生を考えた農法"アグロフォレストリー"で栽培されたカカオ豆を使用した「アグロフォレストリーチョコレート」の発売を開始した。

"アグロフォレストリー"とは農業（agriculture）と林業（forestry）を組み合わせた言葉で、森林伐採後の荒廃した土地に、自然の生態系を守りながら多様な農作物を栽培する農法。ブラジル・トメアスー地方で日本人移民らによって行われ、同じ土地で多様な樹木や農作物を同時に育てることにより、土壌が常に緑で覆われ、従来の単一栽培ではできなかった持続的な生産が可能となるため、生物多様性の保持やCO2削減効果が期待できる。

同社は環境意識の高い幅広い世代にこの商品を広めることにより、継続的な生態系保全を行いたいと考えている。

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登録日時：2011/06/23 06:00:15 Am