エネルギー・地球温暖化

2008年08月17日

 

ベロタクシー、領収書にCO2排出量削減数値の表示を開始

Keywords:  地球温暖化  NGO・市民  交通・モビリティ  企業(非製造業) 

 

photo2168.jpg

Copyright VELOTAXI JAPAN


NPO法人環境共生都市推進協会は2008年4月21日より、東京と京都で運行しているベロタクシー(自転車タクシー)の領収書に、一般自動車での移動と比較した場合の『CO2削減値を数字で表示』することを開始した。京都議定書の「約束期間」開始に伴い、目標達成にむけた啓発活動の取り組みの一つ。

ベロタクシーは、1997年ベルリンで開発された。バスや鉄道などを補完する交通手段としてだけでなく、環境問題・高齢化社会問題・地域経済の活性化・雇用問題などの解決策のひとつとして、世界各都市で運行されている。

街との一体感が感じられ、街の賑わいや情緒・空気・季節感などを堪能できること、細い路地での走行もできる特徴をいかし、今までにない観光コースも設定できること、騒音被害や排気ガスで環境を汚染がないことが魅力。

日本では、同協会が2002年に京都で運行を開始し、2008年4月現在、全国22都市で運行されている。そのうち、京都市の3台と東京の17台にメーターをつけ、自動車が1キロメートル走った際のCO2排出量を230グラムと見積もり、ベロタクシー利用によるCO2削減量を料金とあわせて領収書に表示する。



http://www.velotaxi.jp/news/2008.html


http://www.velotaxi.jp/index.html
「自転車タクシー」の営業始まる   (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/98-j
自転車タクシー、東京でも元気に走る (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/425-j
京都のタクシー、風力発電で携帯電話充電サービス (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1122-j
福岡市で環境にやさしい自転車タクシーの運行スタート (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1341-j


登録日時: 2008/08/17 12:12:13 PM

English  

 


 

このページの先頭へ