エネルギー・地球温暖化

2008年05月31日

 

プロスポーツ界、芸能界などの有名人ら、7つの環境政策を提言

Keywords:  地球温暖化  NGO・市民 

 

地球環境イニシアティブ(GEIN)は2008年3月23日に開催されたシンポジウムで、持続可能な世界の実現に向け、7つの政策を提言した。同団体は、「再生可能エネルギーを主体とした持続可能な世界」の実現を目的としてサッカー日本代表監督の岡田武史や女優の竹下景子など、日本のプロスポーツ界、芸能界などの有名人らによって2007年12月に設立された。

7つの政策とは、1.再生可能エネルギーの推進を国家の環境エネルギー政策の柱に明確に位置づけ、2.2050年のエネルギー消費の50%を再生可能エネルギーでまかなうことを国家目標とする、3.ガソリン税などを再生可能エネルギー普及など地球環境税へ転換、4.再生可能エネルギーの環境価値を正当に認め、市民参加型の普及システムを構築、5.公共施設の新築時には、再生可能エネルギー導入の義務化、6.再生可能エネルギー特区を実現し、エネルギー自立型コミュニティを創る、7.世界と共同して再生可能エネルギーを普及させる国際プログラムを創ること。

具体的な目標として、エネルギーによってもたらされる生活レベルを落とさずにエネルギー消費を2000年比で2050年までに50%削減し、エネルギー供給に占める再生可能エネルギー比率を50%にするという「3つの50」を提言している。


http://www.re50.jp/index.php




登録日時: 2008/05/31 10:05:23 AM

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