2005年06月05日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 再生可能エネルギー 地方自治体
2005年1月7日、ラナシステムは岩手県で3番目となる木質ペレットを作る工場の稼動を開始した。
原料は100%自然木。長さ3センチ程度に破粉・チップ化し、含水率を15%程度に下げる。その後、さらに細かくオガクズ状に粉砕し、蜂の巣状の細かい穴が開いた金属の型に押し込んで圧縮するとできあがる。
この木質ペレットは、含水率が低く一定なので、火力が安定していることが特徴。火力は灯油の半分と、木質燃料としてはかなり高いカロリーを得ることができる。用途は、ストーブ、ボイラー、バーベキューなど。
岩手県では、地元にあるエネルギーを活用しようという動きや支援もあって、ペレットストーブの利用が広がっており、2004年4月-12月までに約200台のストーブが販売された。ペレットストーブが浸透するにつれ、木質ペレットの需要も高まってきている。
http://www.ranasystem.com/
登録日時: 2005/06/05 10:24:55 AM
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