エコ・ソーシャルビジネス

2003年01月08日

 

コスモ石油、会員向けにCO2フリーガソリンを販売

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  交通・モビリティ  企業(製造業)  地球温暖化  省エネ 

 

コスモ石油株式会社は、クレジットカード、コスモ・ザ・カード「エコ」の会員を対象に、ガソリンから発生する二酸化炭素を社有の排出権で相殺するCO2フリーガソリンの提供をはじめた。日本初の試み。

「エコ」は環境貢献プロジェクトへの寄付機能のついたクレジットカードで、会員は、入会時に500円を寄付するしくみとなっている。

同社は、2001年6月に締結した排出権オプション契約をきっかけに、オーストラリアで約5,100haのユーカリ植林の間接的支援を開始。2002年9月にこのユーカリの林が2001年7月1日-2002年6月30日の間に吸収・蓄積した24,000CO2-tの二酸化炭素の権利(排出権)を取得した。今回のCO2フリーガソリンには、この排出権を充当する。

ガソリンの使用に伴い日本で発生する二酸化炭素が、オーストラリアのユーカリの林で吸収されるしくみ。これにより、2002年12月1日-12月31日までに「エコ」会員が購入した4,800klのガソリンから排出された二酸化炭素11,195トン分に対して、排出権が充当された。(参考:12月末現在「エコ」カード会員数約50,000人)

コスモ石油では、環境問題への対応を、社会の持続的発展に欠かせない重要な課題の一つであり、特に、石油製品の精製、および使用段階で発生する二酸化炭素が主因と言われる地球温暖化問題は、取り組むべき重要な課題であると認識。今回の取り組みは、コスモ・ザ・カード「エコ」会員とともに、石油製品の使用段階で発生する二酸化炭素を地球規模で効果的に吸収するための試みとして実施する。この取り組みを通じて、地球温暖化問題に対する関心が高まることをねらっている。



http://www.cosmo-oil.co.jp/press/index.html




登録日時: 2003/01/08 05:09:31 AM

英語記事はこちら


 


 

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