2014年01月08日
Keywords: 生態系・生物多様性 NGO・市民 企業(製造業) 教育
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青少年の環境教育、奨学支援を行う公益財団法人コカ・コーラ教育環境財団が2013年8月12日発表した第20回コカ・コーラ環境教育賞で、サンゴ礁を活用した体験学習、環境保全活動を実施した沖縄県石垣市の白保湧く海保全協議会が活動表彰部門で受賞、次世代支援部門では、石狩湿原のトンボの生息を湿地の生物多様性の指標として活用できることを証明した北海道札幌旭岡高等学校が受賞した。
白保湧く海保全協議会は、地元のサンゴ礁を先祖から受け継いだ財産と位置づけ、学校、地域住民、環境団体行政が連携し、次世代を担う小中学校に対してサンゴ礁の体験、教育保全活動の体験学習を実施している。今回の受賞は地域とのつながりが見える活動であり、自然、文化、地域の持続性がある点が評価された。
北海道札幌旭岡高等学校は、石狩湿原の再生を目指し、トンボの生息を湿地の生物多様性の指標とすることを提案。今回の受賞は、トンボの生息と湿地の生物多様性の関係を科学的に分析し証明した点、地域の指標として発展性がある点が評価された。