人と社会のダイバーシティ

2013年09月24日

 

名古屋市 高齢者向けシェアハウス「ナゴヤ家ホーム」を展開

Keywords:  共生社会  地方自治体  幸せ 

 

名古屋市は2012年12月、60歳以上の単身者が安心して暮らすことができるよう、NPO法人等の支援を受けながら市営住宅の1住戸でルームシェアをする高齢者共同居住事業「ナゴヤ家ホーム」の展開を始め、2013年3月に入居を開始した。

市は市営住宅をNPO法人等に目的外での使用を許可し、NPO法人等は市と協力して入居者を募集し契約を締結する。3人入居用と2人入居用があり、家賃は3万円程度で安否確認、生活相談、共同生活のルール作りの支援などのサービスが受けられる。

部屋は1人1室の個室と、共用の台所、ダイニングキッチン、風呂、トイレで構成されている。共用部にはあらかじめガスコンロ、湯沸かし器、冷蔵庫、テレビ、ダイニングテーブル、洗濯機が備えてある。

高齢単身者の孤立死の防止や入居機会拡大への対応策として、2011年に1住戸で試験的に実施したうえで、本格実施に踏み切った。独り身の高齢者の方が和気あいあいとした楽しい生活を送れるようにとの願いを込め、「ナゴヤ家(か)ホーム」との愛称がついている。

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