生物多様性・食糧・水

2013年09月14日

 

篠山市、休耕田ビオトープや冬期湛水などに補助金を交付

Keywords:  生態系・生物多様性  お金の流れ  地方自治体  政策・制度 

 


兵庫県の中東部にある篠山市は2013年6月、市内の豊かな自然環境とそこに生息する多様な動植物の生息空間を保全、再生するため、市民が行う自然保護・再生活動に補助金を交付することを発表された。

補助対象となる活動は、休耕田に通年湛水し、ビオトープとして整備する休耕田ビオトープ整備や、11月から3月ごろにかけて圃場を湛水状態に保つ冬期湛水があり、補助金額は休耕田ビオトープが10アールにつき年額6,000円、冬期湛水が10アールにつき年額4,000円としている。

ほかにも水辺の創出や脱出用スロープを設置する動植物の生息・生育環境保全再生活動、生息状況を調査する希少動植物保護活動、外来生物駆除活動、広葉樹林整備活動、生き物観察会の開催などを行う普及啓発活動などに対して、上限20万円までの補助金を交付する。

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