エネルギー・地球温暖化

2012年03月23日

 

2011年のLED照明市場、2010年比185.7%の拡大

Keywords:  省エネ  NGO・市民  企業(製造業)  企業(非製造業) 

 

民間総合調査機関の矢野経済研究所が2011年12月12日に発表した照明市場に関する調査結果によると、節電・省エネニーズの高まりを背景にLED照明(一般照明用途)の需要が拡大し、市場は拡大傾向にあることがわかった。調査は、2011年9月から11月の間、照明市場参入企業や電設資材卸事業者、関連業界団体等を対象に、直接面談、電話アンケート、文献調査を併用して行われた。

同調査によると、LED照明の市場規模(一般照明用途)は2010年に750億円(2009年比200.5%)、2011年は1393億円(2010年比185.7%)と引き続き拡大の見込み。省エネ法の改正により、オフィスや工場、商業施設などにおける高効率照明への切換えが進められていることや、震災後、一般家庭においても切換えが進んでいることによって市場規模が拡大しているとみられる。

また照明メーカー動向については2010年から2011年にかけて、事業の軸足を既存光源からLEDにシフトしたメーカーの業績が好調など、シフト度合いによる各社の業績の伸びに差が見られた。

節電意識の高まりからLED照明の需要が急伸(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/031332.html

登録日時:2012/03/23 06:00:15 AM

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参照元

矢野経済研究所 照明市場に関する調査結果 2011
www.yano.co.jp/press/pdf/881.pdf


 

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