エネルギー・地球温暖化

2011年10月21日

 

節電意識の高まりからLED照明の需要が急伸

Keywords:  省エネ  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  企業(非製造業)  政府 

 

JFS/Growing Energy Awareness Boosts Demand for LED Lighting
Copyright 海上保安庁


日本市場における家電等の小売店調査を行うジーエフケーマーケティングサービスジャパンが2011年7月6日に発表した家電量販店店頭におけるLED照明の販売動向によると、6月には電球におけるLED電球の数量構成比は43.5パーセントで、はじめて白熱電球を上回り、7月第1週には約5割を占めた。

2010年下半期は電球におけるLED電球の数量構成比は20パーセント前後で推移していたことからも、3月11日の震災以降、消費者の節電意識が高まったことが一因と推測できる。

公共施設のLED導入や新商品の発売も普及を後押ししている。北海道の沿岸を管轄する第一管区海上保安本部では、既に247基の灯台について光源をLEDに変更し(23.5.27現在)、今年度新たに46カ所の灯台について白熱電球からLEDに変更する予定。また、エレクトロニクス機器等を製造販売するシャープは、店舗等で使用されているハロゲン電球代替タイプのLED電球を発売した。これにより85パーセントの省エネが可能となるという。

海上保安庁 全国の海上標識1390基すべてのLED化が完了(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028977.html

登録日時:2011/10/21 06:00:15 AM

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参照元

ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社/LED照明 販売動向
http://www.gfkjpn.co.jp/update_file/pdf/272.pdf
第一管区海上保安本部広報資料/平成23年度航路標識整備事業の概要について
http://www.kaiho.mlit.go.jp/01kanku/kouhou/23kouhou/05_kourohyoshikiseibi.pdf
シャープニュースリリース/E11口金ハロゲン電球代替タイプ 6機種を発売
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/110629-a.html


 

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