交通・モビリティ

2011年11月04日

 

DoCoDeMo Eco Car 東北被災地で復興支援カーシェアリングプロジェクト始動

Keywords:  交通・モビリティ  NGO・市民  震災復興 

 

JFS/Car Sharing Starts in Disaster-Stricken Areas to Help Reconstruction
Copyright DoCoDeMo Eco Car

東日本大震災を機に被災地支援を目的に設立された非営利型一般社団法人DoCoDeMo Eco Car(DDEC)は2011年6月26日、福島県郡山市のビックパレットにおいて、震災による避難住民を対象にしたカーシェアリングの車両提供を開始した。

このカーシェアリングプロジェクトは、本震災を機に設立された同法人による復興支援プロジェクト。被災者の生活再建において移動手段の確保が重要という観点に立ち、国内外の企業や個人からの寄付により確保された、カーシェアリング用車両インフラの提供を計画している。

プロジェクトの計画概要によると、仮設住宅の状況に適した台数の車が配置される。車両管理には基本的にコンピューターベースの管理システムが採用され、使用マイレージの確認やユーザー追跡を可能にする。車両は1年間の無償提供(車輌費用、車検費用、保険費用、燃料費の一部)とするが、その後も有料での継続利用ができる。

同法人は、プロジェクトエリアの拡大のために、企業や個人からの寄付やスポンサーを随時募集している。郡山でのキックオフに続き、2011年7月10日からは宮城県南三陸町の「ホテル観洋」においても、カーシェアリング・システムの提供を開始した。10月には南三陸町の7か所以上の仮設住宅に14台ほど提供した。

三菱自動車、災害支援車両に電気自動車などを無償貸与(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/031005.html

登録日時:2011/11/04 06:00:15 AM

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参照元

プロジェクト概要 –東日本大震災・復興支援
http://docodemoecocar.com/news/japanese-support-of-tsunami-victims-in-tohoku-japan/


 

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