交通・モビリティ

2011年07月22日

 

国土交通省 公共交通機関の快適性・安心性指標の近畿圏の数値を発表

Keywords:  交通・モビリティ  政府 

 


国土交通省では2011年3月、2010年度末における近畿圏の公共交通機関の快適性・安心性評価指標について数値を発表した。近畿圏とは本州中西部に位置する日本の地域。この数値は同省が快適性・安心性向上の取り組みを推進するため、2004年3月に提案した評価指標をもとにしたもの。

今回は、近畿圏の鉄道事業者7社23路線、およびバス事業者9社が対象。内容は、「やさしく利用できる」指標で、ピーク時車両混雑率、ノンステップバス導入率など。「気持ち良く利用できる」指標では、除湿もできる高性能エアコン設置車両の割合など。また、「分かりやすく利用できる」指標として、LED装置の設置率など9項目の指標について数値を取りまとめた。

どの分野に重点的に投資するかは、各事業者が判断して実施している。従ってこれは事業者間の比較ではなく、各事業者について投資実績の推移を分かりやすく示すのが目的。今後、毎年度数値を公表して、公共交通機関の快適性・安心性に対する取り組み状況情報を提供する予定。

登録日:2011/07/22 06:00:15 AM

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参照元

国土交通省:公共交通の「快適性・安心性評価指標」について(近畿圏)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo09_hh_000027.html


 

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