エネルギー・地球温暖化

2011年07月06日

 

燃料電池自動車の市場本格導入に向け、民間事業者が共同声明

Keywords:  省エネ  企業(製造業)  政府 

 

自動車メーカーと水素供給事業者13社は2011年1月13日、燃料電池自動車(FCV)2015年国内市場導入と水素供給インフラ整備に向けた取り組みについて共同声明を発表した。

それによると、技術開発の進展によって燃料電池システムの大幅なコストダウンを進めつつある自動車メーカーは、2015年に4大都市圏(首都圏、中京、関西、福岡)を中心とした国内市場への導入と一般ユーザーへの販売開始を目指す。東京ガス等の水素供給事業者は、FCV量産車の初期市場創出に向け、2015年までにFCV量産車の販売台数の見通しに応じて100カ所程度の水素供給インフラの先行整備を目指す。

また自動車メーカーと水素供給事業者は、運輸部門の大幅なCO2排出量削減に向け、全国的なFCVの導入拡大と水素供給インフラ網の整備について共同で取り組んでいく。

普及支援策や社会受容性向上策等を含むFCV普及戦略について官民共同で構築することを政府に対して求めていく。当面の具体的取り組みとしては、FCV普及戦略について、地方自治体をはじめとする幅広い関係者と議論を開始していくという。

新日本石油 福岡県に燃料電池車等用の水素ステーションをオープン(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029657.html
東京ガス、CO2分離回収を同時に行う世界初の高効率水素製造技術を実証(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029240.html
福岡県・福岡水素エネルギー戦略会議 「水素ハイウェイ」を構築(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029185.html

登録日時:2011/07/06 06:00:15 AM

English  

 

参照元

燃料電池自動車の国内市場導入と水素供給インフラ整備に係る民間事業者による共同声明について
http://www.meti.go.jp/press/20110113003/20110113003-1.pdf
燃料電池自動車の国内市場導入と水素供給インフラ整備に関する共同声明
http://www.meti.go.jp/press/20110113003/20110113003-2.pdf


 

このページの先頭へ