北九州市、シティバイク（貸し自転車）の公務使用を開始

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福岡県北九州市は2010年８月24日、同年９月６日より市職員が市の中心部などで運用されている貸し自転車「シティバイク」の使用を開始すると発表した。

北九州市では、環境首都としてふさわしく、誰もが利用しやすい交通体系を実現するため、2008年12月に北九州市環境首都総合交通戦略を策定。その一環として、2010年３月27日より「NPO法人タウンモービルネットワーク北九州」がシティバイクの運営を開始した。

シティバイクは、電動自転車を24時間どのステーションでも貸出返却が可能なシステム。サイクルステーションは市の中心部など10カ所に設置され、計116台が利用できる。2010年７月31日までに会員利用、一時利用合わせて3,363件の利用があり、７月には１日当たり41件の実績があった。北九州市が法人契約を結び、各使用課が使用者を登録する。利用料金は１時間毎に105円、５時間以上は525円。

シティバイクの公務使用により、これまで自動車の駐車が難しかった都心部での移動手段が確保され、近距離移動における自動車からの転換を図れるなどの効果が期待される。

富士ゼロックス東京　電動アシスト自転車での移動でCO2を削減　（関連のJFS記事）
http://www.japanfs.org/ja/pages/030074.html

登録日時：2011/01/04 06:00:15 AM