交通・モビリティ

2009年08月01日

 

都市大が開発した水素燃料エンジンバス 公道走行を実現

Keywords:  交通・モビリティ  再生可能エネルギー  地方自治体  大学・研究機関 

 

東京都市大学(旧武蔵工業大学)は2009年4月3日、日野自動車などの協力を得て水素燃料エンジン搭載バスの開発に成功し、日本初の公道での走行が可能になったと発表した。水素燃料エンジンは水以外の排出物を出さず、石油系エネルギーに対する有効な代替方式として注目されている。

同大学では、水素燃料エンジンを搭載した自動車の開発を1974年から進め、30年以上にわたって10台の試作品を製作してきた。今回、新たに同大学総合研究所の瀧口准教授を中心に開発を行った小型バスは、排気量4,728ccで、直列4気筒予混合火花点火式水素エンジンを搭載したもの。多摩美術大学の学生たちがデザインしたライトブルーの車体が、水素エンジンのクリーンさを表している。

日本自動車研究所の技術審査を通過し、国土交通省からナンバープレートを取得したことで、公道走行が可能になった。同大学の世田谷、等々力、横浜のキャンパスを結ぶシャトルバスとして運行するほか、今後福祉用バスなどとして使用することが期待されている。

水素燃料エンジンバスの公道走行を実現
http://www.tcu.ac.jp/topics/details/
20090407003.html

http://www.goto-ikuei.ac.jp/50press/2009/
2009-0406-1805-30.html

登録日時: 20009/08/01 06:00:15 AM

English  

 


 

このページの先頭へ