エネルギー・地球温暖化

2008年04月09日

 

合掌造りの建物のあかりを電球形蛍光灯へ交換

Keywords:  省エネ  企業(製造業)  地方自治体  地球温暖化 

 

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Copyright 白川村役場

2007年10月14日から21日にかけて、世界遺産に登録されている白川郷(岐阜県白川村)と五箇山(富山県南砺市)の合掌造り集落で、家屋で使用されている白熱電球を電球形蛍光灯に交換する作業が行われた。

この取り組みは松下電器産業の協力によるもので、消費電力がより少なく、CO2排出削減にもつながる同社製の電球形蛍光灯「パルックボールプレミア」を白川郷・五箇山の両地区に寄贈。白川郷の90棟・537個、五箇山の35棟・165個、合計702個の白熱電球を電球形蛍光灯に交換した。これにより、年間約24トンのCO2排出量が削減されるという。

険しい山に囲まれ、冬は雪深いこの地域では、大自然と共生するための知恵として、合掌造りの家屋を始めとする独特の生活文化が育まれてきた。今なおその文化が受け継がれている白川郷・五箇山の合掌造り集落は、周囲の自然と調和した見事な景観が評価され、1995年に世界遺産に登録された。夕暮れ時、三角屋根の特徴的な家屋にあかりが灯り始めると、集落は幻想的な雰囲気に包まれるという。





登録日時: 2008/04/09 05:51:19 PM

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