2007年12月06日
TBSは2007年8月25日より9日間放送した「世界陸上大阪大会」で使用する電力を、自然エネルギーでまかない、「CO2ゼロ放送」を実施した。地上波で日本初の試み。同放送で使用の電力は、日本自然エネルギーの発行するグリーン電力証書を購入することにより、風力・バイオマス等による自然エネルギーによる電力とみなされる仕組み。
具体的には、競技放送80時間分の送出使用電力をはじめ、大会9日間を通じて大阪長居陸上競技場で使用する放送用電源やJNN27局各局が使用する電力など、合計約62万キロワット時分をまかなう。その効果は約240トン分のCO2削減となり、同社はほぼ試算通りの削減を達成できたと予想している。
メディア企業としてできる環境保全にグループを挙げて取り組むことを表明している同社は、グループ企業のTBSビジョンと共に、このグリーン電力証書による自然エネルギーの発電量を、年間合計300万キロワット時分契約。その発電量を、今後もエコイベントや環境番組で使用し、「排出CO2ゼロ」に取り組んでいく方針。
http://www.tbs.co.jp/eco/activity/news070711.html
http://www.natural-e.co.jp/green/how_about.html
「風の力」でJFS事務局を運営 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/540-j
登録日時: 2007/12/06 11:46:53 PM
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